レジ袋の有料販売開始が間近に迫ってまいりました。
ポリショップでは無料配布が可能な
バイオマスプラスチックを25%配合したレジ袋を販売中です!(宣伝)
(画像をクリックすると商品ページに移動します)
ところで、そもそもこのバイオマスって一体何?
なぜバイオマスプラスチックを使用すると二酸化炭素削減になるの?
と疑問をお持ちの方も多いと思います。
バイオマスとは「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」です。
ちなみにポリ袋に使われているポリエチレンは化石資源である石油から作られています。
余談ですが、ポリショップで販売中のバイオマスプラスチックを配合したレジ袋は
さとうきびを原料としたバイオマスプラスチックを使用しています。
では、なぜバイオマスプラスチックを使用すると二酸化炭素削減になるのでしょう?
ポリエチレンと同様にバイオマスプラスチックも燃やすと二酸化炭素を排出します。
ですが、バイオマスプラスチックを燃やすことで排出される二酸化炭素は、
その原料となる植物が成長する際に光合成で吸収していた二酸化炭素となり、
もともとが自然の大気中に存在していた二酸化炭素になります。
(厳密にいうと二酸化炭素というよりは炭素というのが正しいですが)
つまり、バイオマスプラスチックは二酸化炭素を削減するというよりは
「新たな二酸化炭素を発生させない」ということになります。
それでも、新たに排出される二酸化炭素を減らす、という意味では
削減につながっているということなのですね。
そして、結局のところ、燃やさずにリサイクルする・繰り返し使用するというのが
二酸化炭素の排出削減につながる一番良い方法ということになります。
そんなわけで、厚みがあり繰り返し使用できるレジ袋も販売中です!
レジ袋有料化がスタートしても無料で配布が可能です!(露骨な宣伝)
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最後に、バイオマスプラスチックなら生分解性があるだろうし、ポイ捨てしても大丈夫、
というのは間違いです!
バイオマスプラスチックの一部にはたしかに生分解性を持つものがありますが、
あくまで適切な施設で処理した場合にだけ生分解できるものになります。
特にバイオマス配合レジ袋のようなバイオマス原料から作られたポリエチレンは
生分解性を持たず、自然に分解されることはありません。
そのため、ポイ捨てしたものが海に流出した場合今までの石油由来のプラスチックと同様
分解せずに、最近話題のマイクロプラスチックになるだけになります。
廃棄する場合は、プラスチックゴミとして
各自治体で決められたルールに従ってくださいね。